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2026-02-16

今の日本は明るすぎる?“ちょうどよいあかり”という選択肢

── 光量だけでは測れない、暮らしの快適さ
畳数基準は「目安」であって「正解」ではない

照明を選ぶとき、つい「この部屋は6畳だから、〇〇ルーメン」といった
“畳数基準”だけで選んでいませんか?

でも畳数はあくまで床の面積であって、 誰が、いつ、何をして過ごす空間か
までは教えてくれません。

同じ6畳でも、

  • 仕事をする部屋
  • 食事を楽しむダイニング
  • 夜にくつろぐ寝室

では、必要な光がまったく違うはずです。

ディクラッセは、あえて“畳数表記”をしていません

私たちディクラッセは、あえて「◯畳用」という表記をしていません。
それは、“明るさの数値”ではなく、“使う人の心地よさ”を最優先に考えているからです。

今回は簡単な考え方として、提唱したいのが 求める明るさを「ほんの1段階」下げてみる。
それだけで、

  • 光に影が生まれ
  • 素材の表情が引き立ち
  • 空間に“余白”が生まれる

そんな心地よい変化を、照明だけでつくることができます。
一般的な畳数表示は、多くが「ワークに必要な明るさ」に基づいた基準です。
リラックスに必要なのは、それよりもほんの少し控えめな、“ちょうどよいあかり”だと、私たちは考えています。

「ディクラッセの照明は暗い?」── いいえ、それは設計です

たまに言われるんです。「ディクラッセの照明って暗くないですか?」と。

でも実は、単に光量を落としているわけではありません。
器具ごとに、

  • どこを照らすのか
  • どこはあえて照らさないのか
  • どんな高さ・距離で使うのか

を細かく設計し、必要な場所に、必要なだけの光を届ける
それが私たちの照明づくりです。

空間全体を一灯で照らすのではなく、
シーンに合わせて光を重ね、調える。
それが“ちょうどよいあかり”という発想です。

明るさを下げると、インテリアデザインの幅が広がる

光量を抑えることで、こんな変化が生まれます。

  • 1つの照明で全てを照らせないぶん、自然とフロアランプやテーブルランプが必要になってくる
  • “明るさ”という制約から解放され、さまざまな照明器具を選べる
  • 家具や空間の質感が、より上質に見えてくる

「1つで足りなければ、足せばいい」──
そんな柔軟な発想が、あかりのある暮らしを豊かにしてくれます。

照明は、ただ部屋を“明るく”するための道具ではありません。
空間をおしゃれに“見せる”だけのアイテムでもありません。

“光と影で空間をデザインするプロダクト”──
それが、ディクラッセが照明に込めている想いです。

暮らしを変えるのは、「光の質」だった

照明を変えると、

  • 夜が静かに感じられるようになった
  • リラックスできて、眠りにつきやすくなった
  • 家族との食事が心地よく感じられるようになった

そんなお声をいただくことがあります。

ディクラッセが提案するのは、
「もっと明るく」ではなく、
「自分に合った、ちょうどよいあかり」という選択肢です。

あなたは、どんなあかりで暮らしたいですか?

照明を選ぶとき、数値の前に、
そのあかりの中でどんな時間を過ごしたいか?を想像してみてください。

あなたにとっての“ちょうどよいあかり”は、
数値ではなく、あなたの暮らしの中にあるはずです。

遠藤駿

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