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2021-10-21

お子さまと暮らすご家庭でのあかり、その選びかた

お子さまが多くの時間を過ごす、リビングやダイニング。「万が一ぶつかっても安全かな?」「つくりはしっかりしているかな?」「子どもをだっこしていても使えるかな?」など、多くの方が、お子さまの行動に配慮しながらインテリアを選んでいるのではないでしょうか。

ディクラッセでは、照明を選ぶ際にも、お子さまの行動や気持ちを考慮することをおすすめしています。照明は、人の行動や気持ちに影響するからです。行動や気持ちへの影響を考えて照明を選べば、ゆっくりとくつろげる空間をつくることも、勉強に集中できる空間をつくることもできます。

照明の明るさと色で、リラックスシーンと学習シーンを切り替える。

子ども,リビング学習

近年、自室ではなくリビングで学習する子どもが増えています。家族の近くで学習することで、子どもは安心した状態で集中することができ、結果として学習効率が向上することがわかっています。

そこで気になるのが照明。一般的にリビングでは、少し明るさを落としたオレンジっぽい色の照明を使っているご家庭が多くなっています。リビングは、家族の大事なコミュニケーションの場。家族団らんのひとときをリラックスした気分にしてくれる、明るさを落としたオレンジっぽい色の照明がおすすめです。

一方で、オレンジ色の照明は、学習にはあまり向いていません。炎のようなオレンジ色の照明のもとでは、人はリラックスしすぎてしまい、集中力が保てなくなってしまうのです。時には眠くなってしまうことも。

学習に向いているのは、明るくて白っぽい照明です。これを傍に置くことで、頭を目覚めさせ、勉強をする子どもの集中をサポートしてくれます。

「家族がリラックスできる場所であること」も、「子どもが学習に集中できる場所であること」も、リビングやダイニングの大切な役割です。この2つの役割は、天井に直接付ける照明とポイント照明を使い分けることで、両立させることができます。

「部屋全体を明るく照らす天井照明」・「集中力を保つためのポイント照明」・「遊びのポイント照明」をうまく使い分けることで、「集中」と「リラックス」という人の気持ちのスイッチも切り替えることができます。

柔軟に、空間全体を明るく照らすシーリングランプ「シガロ」

シガロ フラット4 シーリングランプ

部屋をすみずみまで明るく照らす天井付けのシーリングライトは、大きなカバー型のものが一般的で、ご家庭でもよく使われています。機能にもフォルムにもこだわりたいディクラッセ では、「ただ明るいだけではおもしろくない!」と、それに柔軟性とデザイン性をプラスしました。

Sigaro-flat4 (シガロ フラット4 シーリングランプ) 。4つの電球が一直線に並んだこの照明は、しっかりとした明るさでリビング全体の空間を照らします。高い位置に設置できるので、小さなお子さまがあやまって触れてしまうこともありません。

シガロの柔軟性は、ソケットを自在に動かす機能をつけることによって生まれました。それぞれのソケットの角度調整によって、部屋全体を明るくすることも、必要なところだけをスポットで照らすことも、反対に暗くすることも可能です。

「ひとつの照明で、ひとつの空間の明るさを、ポイントごとに調整することができる」という柔軟性は、暮らしのメインの場となるリビング・ダイニングにぴったり。リラックスタイムにも学習タイムにも、それぞれのシーンに適した光を自由に調整することができます。シガロの4つのソケットを動かすことで、光の効果や感じ方の違いに加え、その楽しさにも気づいていただけたらと思います。

「リビング学習」は、手元をしっかり照らすデスクランプで、集中の時間を。

LEDステーロ デスクランプ

暖かい色のあかりが灯るリビングでのリラックスタイム、子どもたちがテーブルで勉強に集中するために、効果的な照明えらびが必要です。

LED Stelo(LED ステーロ デスクランプ ) は、360度回転するシェードと、明るさの強弱調整ができる調光スイッチ付き。お子さまの目の高さや姿勢にあわせて、シェードの高さや位置を調整できるポイント照明です。リビング学習や、ご家族がテーブルで書きものをするときなどにも活躍してくれます。

「遊べる」ポイント照明は、お子さまが喜ぶアクセントに

全体を照らす天井照明、手元を照らすデスクランプ、加えて、遊びのポイント照明をプラスすれば、空間の可能性はさらに広がります。ポイント照明には、暗めのオレンジっぽい電球を使ってみてください。

明るい天井照明を消してオレンジ色のポイント照明を点ければ、ワンタッチで雰囲気のあるリラックス空間がつくれます。このポイント照明には、お子さまがワクワクできるような、遊びのある照明を提案したいと考えています。テーマはずばり、「光と遊ぶ」です。

スナフキンの忘れもの

天井から吊るすペンダントライトはポイント照明として役立ちますが、その定番の形に傘型シェードがあります。

DI CLASSEでは、その傘型をあの人気キャラクターの三角帽子に見立てました。北欧を代表するキャラクター、ムーミンの物語に登場する、スナフキンです。

シンプルな傘型ランプをグリーンにカラーリングし、さりげないスリットや羽根のポイントを付ければ、それはもうスナフキンの帽子!大人も子どもも、思わず笑顔になってしまうペンダントライトです。「スナフキンの忘れもの」というネーミングにも、ストーリーを感じていただけるのではないでしょうか。

ムーミンハウス

また、テーブルや棚の上に置くタイプのランプとして、ムーミンハウスのランプもデザインしました。

走るムーミン、窓からそれを眺めるミー、ハーモニカを吹くスナフキンの姿も・・・。
スイッチを入れるとオレンジ色の光が漏れ、まるでムーミンハウスに灯りが灯ったよう。にぎやかなムーミン一家と仲間たちの楽しげな声が聞こえてくる気がします。

「遊べる」照明があることで、自宅の特別感が増すと思いませんか?お子さまにとっても、楽しくユニークな照明のある部屋は、ワクワクする自慢の空間になるはずです。

全体を照らす明るい天井照明に、影を生む落ち着いた明るさの照明をプラスすれば、お子さまとともに過ごす空間をつくりやすくなります。その中に、ご紹介したような遊び心のある照明がひとつあれば、その照明が灯るシーンはお子さまの心にずっと残るのではないでしょうか。

商品部 関口

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